2014年04月13日

学習塾でのマジックショー

今さらながら、3月に行ってきた毎年恒例の学習塾のマジックショーについて書いておく。書いておかないとい来年自分で困るので。毎年「去年は何やったっけ?」と見直してから演目考えているから。いつもながら20分弱くらいやった。で、これもいつもながらメンタルマジック全開で。今年の演目は以下。

(1)フリーダイヤル
(2)クロノログ
(3)テクニカラーバンクナイト
(4)プロスペローの本
(5)フォーシングパッドを使った予言

20分で5演目はまあ、演出もいれればそんなもんかという気がする。いつも予言に偏るので今回はちょっとバランス取ってみたつもり。まあ、それでも予言が多いのだが、こればっかりはレパートリーがそうなのでしょうがなく。
どの演目も過去にやったことあるものばかりであり、そういう意味では新鮮味はないかな。まあ、あまり無理をする必要性を感じなかったので、無難というかやり慣れたところでまとめてみた。

(1)はこの学習塾でのショーでは定番となりつつあるネタで道具が小さいのが難点だが、それなりに演出を入れれば十分いけていると思っている。かなり驚かれるいいネタだと思って愛用している。

(2)は、普段の毎月のマジックショーでもよくやっているネタであり、あまり言うことはないかなあ。手堅いネタだと思っている。

(3)もこのショーでは定番になっているネタ。サッカートリック風なのが楽しいところ。演出は完全にテクニカラープリディクションなのだが、カジュアルな雰囲気が出る気がして財布で演じるのはお気に入り。実は去年は失敗したのだが今年は大丈夫だった。

(4)は以前にも試したことがあって、荷物がかさばるのちょっと嫌でしばらく封印していたが、予言以外の現象を入れたくて今回復活させてみた。かさばると言っても本2冊用意するだけなんだけどね。うーん、反応が微妙だった気が。演出がうまくいっていないのか、それほど不思議に見えないのか。まあ、よく考えると、「なぜ本2冊いるの?」という話もありそうで、その辺が微妙か?本を渡して適当なページを開いて、読んでもらって…とやるのが自然だと思われればその通りという気がする。演出を工夫するか、そういう手順でもできるのにするか(一応、あることにはあるので)。ここら辺は課題かな。予言以外の現象を増やすという意味での課題でもあるし。

(5)は、もうこのショーでのトリとしていつも愛用していて、まあ、反応の濃さ薄さが毎年結構バラついていて(そもそも演出が安定してなくて)、安定していない感はあるが、現象としては面白いので気に入って毎年やっている。

うーむ、新ネタがないので、あまり書くことがない。とりあえず、(4)のところをどう考えるかが課題。予言以外でいいネタないかねえ。来年に向けて(ってちょっと気が長い?)何かネタを用意したいところ。

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2014年02月23日

グレゴリオ

久しぶりの更新!正直ネタ切れ。「面白そうだから買ってみよう」と思うネタが最近なくて。メンタルマジックに凝っているせいか、新製品見ても「あぁ、こんな感じのネタだよね」と思うことが多く、新鮮に感じないし、あまり魅力を感じないことが多くて。

そんな中、お気に入りというわけでは残念ながらないが、「結構実用的でいいんじゃない」と思ったので、グレゴリオを簡単にレビューしてみる。
この現象については前にもまとめてレビューしたことがあるので、興味があればそちらも見てみて下さい。

結論から言えば、私の感想は「実用的だとは思うけど、私はクロノログの方が好き」である。まあ、クロノログは日本語版を自作したくらいなので、ちょっと思い入れがあるというのはあるけどね。

先に悪い点を書いてしまうと、スケジュール帳が手渡し不可。この現象でスケジュール帳を手渡ししないというのは、マジシャンにとって都合が良い面が多く、原理上のかなりの制約を解決できる。が、その分、現象のクリーンさがかなり失われる(と、私は思う)。現象からすれば、一番怪しい道具はスケジュール帳なので、それが手渡し不可なのはクリーンじゃない気がする。クロノログを始め、スケジュール帳は手渡しして、観客が自分で思った日付けを探すという演出は私は重要視したい。マニアなこだわりかもしれないけど、私はこだわりたい。思った日付けを聞く前に手帳を渡すことができるというのが、私がクロノログで一番気に入っているところでもあるし。
あと、これは原理上そうなっているんだけど、スケジュール帳もじっくり見られると都合の悪い面がある。正直、動画を見て「原理はこうかな。そうだとこういう問題ありそうだけど…」と思ったら、まったくそのままで、問題と思ったところもそのままでかなりがっかりだったというのもあって。まあ、この点はこの原理(というか現象というか)ではトレードオフの関係にあるところで、私はクロノログくらいのバランスがいいと思っているというだけの話という気もするし、好みのあるところかなという気もする。演技としてはじっくり見せなければいいので、そういう意味でも手渡ししないというのは、一貫しているとも言える。

良い点は、あまり無理がなく実用的というところか。トラブルになりにくいし、演技上、注意すべきような難しいところもあまりなさそう。もちろん、マジックを盛り上げるための演出とかそういう話はあるけど、それは別に、このマジック特有の問題でもないし。

で、現実問題、例えば「クロノログがお勧め」と言ったところで取り扱っているお店は日本にあまりないし、あっても手帳は英語しか書いてないしで、演じるとなると大変。なので、この現象のマジックを演じてみたい人にはグレゴリオは現実的なマジックとしてお勧めの部類になると思う。

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2014年01月13日

Inferno(インフェルノ)

マジックのレビューは久しぶり。何にも買ってないということはないのだが、あまり気に入ったマジックはなく、気になるのはあっても「一度実演してみないとなあ」と思いつつ実演してないままというのも多くて、レビューするネタがほぼない状態。そんなところで、実演はしていないけど、「これはよく出来ている」と思うマジックが久しぶりにあったのでレビューしてみる。
そのマジックはインフェルノ

このマジックを見て思ったのだが、メンタルマジックは特に
(1)原理
(2)ギミック
(3)スライハンド
のバランスがポイントではないかという気がする。メンタルマジックに限らず、基本的にはマジック全般がそうなんだろうけど、特にメンタルマジックでは「怪しさを感じさせない」ということが他のマジックよりも重要だと思う。そのため、これら3つのバランスをうまくとって、怪しさを感じられにくくするのがポイントになりやすいのではないかと思ったり。
まあ、スライハンドを怪しさを感じさせずに完璧にできる人ならこんなことは考えなくてもよいのかもしれないが、なかなかそうはいかないので原理やギミックをうまく使う必要がある。しかし、原理だけではタネがばれやすい(気がつかれたらもう終わり)という問題があり、ギミックも道具に怪しさが出やすいのと、ギミックの扱いが難しくなりがち。というわけで、それぞれうまくバランスを取る必要があるという感じ。
同じような現象のマジックは他にもあるけど、推測するに(買ってないマジックもあるので…)、このマジックは非常にバランスがよいと思った。

持ち運びが楽なのもいい。マッチ箱さえ持っていればどこでもできる。少しスライハンドが必要だけど、少しであって無理はない。リセットもさほど難しくはない。オフビート状態ならできるでしょう。ギミック(というほどでもないのだが)もよくできていて扱いやすい。
短所は、まあ、この手のマジックにはしょうがないけど、メンタルマジック特有の難しさがある。原理はシンプルなんだけど、それゆえの難しさがある感じ。

このマジックのキモとなる原理の話をすると、基本原理としてはワン&オンリーと同じ。という表現はちょっと誤解があるか。ワン&オンリーで使っているのと同じ原理をうまく活用しているという方が正確か(どこが違うのかと聞かれると困るが)。
正直なところ、ワン&オンリーを知ったとき、このインフェルノの手順(原理)は頭をよぎったよ。まあ、ギミック部分やスライハンド部分は何も考えてなかったけど。ただ、そのときはある不自然さ(大袈裟に言えば矛盾)が気になって、それ以上追求しなかった。その気になった部分はそのまま残っているんだけど、気にするほどではないということなんだろうな。よくある「気にするのはマニアだけ」って奴で。この辺りは実際に演じてみないと何とも言えないんだけど。感触として「言われてみればそうかも」という気はする。
この原理の使い方としては「ここまでが限界」という気もする。この辺りが、このマジックのバランスが良いと思うところ。ワン&オンリーではギミック部分がちょっと大変。

というわけで、久しぶりにやってみたいと思うマジックで気に入った。あとは実演しながら磨いていく感じかな。

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2014年01月04日

ガラケーとiPhone

新年早々にマジックとまったく関係ない話を。

今までガラケーとiPhoneの2台持ちだったんだけど、2台持ち歩くわずらわしさが気になり、ガラケーを解約してiPhone1つにすることにした。で、いきなり色々と不便を感じたので、iPhoneに慣れてしまう前に書いておこうかなと。

ガラケーで主に使っていた機能は下記
(1)通話
(2)メール
(3)アラーム
(4)おサイフケータイ
現状ではどれをとってもガラケーの圧勝でiPhoneでは使いにくい(こうすればiPhoneでも使いやすい等アドバイスあれば下さい)。順にいくと、

(1)通話はまずiPhoneでは口元からマイクが遠いし、スピーカーの耳への当たり方も違和感。まあ、これは慣れるとは思うけど。で、iPhoneの連絡先が使いにくい。標準ではグループ分けがないとか。これはグループ分けのできる連絡先アプリを入れたけど、ガラケーから電話帳を持ってきたとき手動で分類が必要で面倒だった。検索性もガラケーの方が楽な気がする。検索は慣れな気はするけど、ガラケーの方が少ないアクションで目的の番号にたどりつける。
さらに使いにくいのは、ネットでも同様の書き込みを見かけたが、iPhoneの履歴に触ると電話をかけてしまうところ。ここで確認が欲しいと思う人は多いようだ。何回か意図せず電話をかけてしまった(すぐに切ったので相手に実際にかかったわけではないが)。履歴が発信と着信で分かれていないのも見にくい。アイコンで区別はつくようになっているが、そういうことではなくて、表示を分けて欲しいと思う。

(2)メールはiPhoneの方が高機能だから…となって欲しいところなのだが、これは現状のドコモメールの仕様の問題もあって使いにくい。メールがプッシュ式でないのは大きなマイナス。フェッチでは最小15分周期なので、最悪、メールに気がつくのが15分も遅れるというのは気になるところ。現実にはそんなに時間にシビアなメールはほぼ来ないんだけど、まれにそういうこともあるし、それが仕様としてどうしようもないというのは気にいらない。
ドコモのサービスで新着メール通知の機能があり、メールが届いたら通知だけはしてくれるという機能があるが、本当に通知だけで、何の情報もないので、そこからメールアプリ起動して読むのは結構手間。たぶん、そのうちプッシュ式になると期待しているが、そうなるまでは使い勝手が悪いという印象のままじゃないかと思う。

(3)アラームも意外とガラケーの方が使いやすくて驚いた。ガラケーのアラームは目覚し代わりとか、昼間の忘れたら困るスケジュールとかに使っていたのだが、同じ使い方をiPhoneでしようと思うと結構大変。目覚しは「電源を切った状態からセットした時間に電源を入れて音を鳴らす」という使い方をしていた。マナーモードでも夜に着信やメールで起こされたくないから。これをiPhoneでやろうとすると「おやすみモード」というマナーモードよりも静かなモードがあるので、これを使うことになるわけだが、おやすみモードの解除とアラームが連動しないのが面倒。毎日起きる予定の時刻が同じならまあいいんだろうけど、微妙に違うとき、ガラケーはアラームと電源投入が連動していたから時刻セットは1つで簡単にできたが、iPhoneではおやすみモードの解除の時間設定とアラームの両方のセットが必要で面倒。特におやすみモードの設定はちょっと深いところにあるし。
昼間のアラームは会社とかにいる時間に使うことになるので、バイブのみで使っていた。これが、iPhoneでは標準ではできない。マナーモードにしても音が鳴るし、音が鳴らないとバイブも動作しないという仕様だから。マナーモードでも強制的に音がなるという仕様が何かおかしい気がするのだが(ガラケーでは音を鳴らすかバイブのみか選べるので)、そういう仕様らしい。対処方法を調べるとよく見つかるのは「無音の着信音を用意する」というもので、それなら標準でそういうの用意して欲しい。そんな面倒な作業でもないけど、標準機能に無いのは不満だ。無音でバイブのみのアラームアプリというのもあって試してみたけど、アラーム止めるのにアプリの起動が必要なのでやめた(通知からできるからそんなに面倒でもないが、標準のスライドのみで止まるのに比べれば面倒)。

(4)おサイフケータイはまあ、有名なiPhoneの欠点。ハードで実装されていないので、こればっかりはどうしようもない。しょうがないので、私はSuicaを収納可能なケースをiPhoneにつけて代用することにした。これは本当に代用。出先で残高の確認ができない、チャージもできないというのは結構辛い。毎日電車に乗るようなライフスタイルの人ならオートチャージをうまく設定すれば問題にならないのかもしれないが、私はそうではないので。とりあえず、自宅でSuicaをチャージできる環境を用意してどうにかという感じ。調べてみると楽天Edyなら出先で残高確認、チャージができる環境も用意できるようだが、Suicaはまだ対応していないようだ。こちらも今後に期待という感じかねえ。

他に不便を感じるのはiPhoneには伝言メモ機能がないこと。留守電としてメッセージをiPhoneに録音する機能がない。留守電はドコモの留守電サービスを使わなければならない。これだと留守電を聞くのに電話する必要があり、単純に面倒だし、繰り返し聞きたい要件だと本当に面倒。

当然と言えばそれまでだが、単純に電話としては圧倒的にガラケーが使いやすい。とは言え、2台持つのも本当にわずらわしい。胸ポケットにiPhoneを入れておけばそれでいいという状態はやっぱりかなり楽。多くの部分は慣れで解決していくだろうけど、思っていた以上にガラケーは使いやすかったと思う。

posted by shadow at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

今年の抱負みたいな

抱負と言うほどのものではなく、何となく気にいった話(?)を書いておこうかと。漫画「3月のライオン」4巻より。
作中で絶対王者として君臨する宗谷名人に挑戦中の島田八段が宗谷名人がどんな人か聞かれて言ったのセリフ。

なんか……そうだな 鳥に似てる
こう…静かで白くてスッとした感じの
鷺とか鶴とか 細くてでっかいヤツ
「ウサギとカメ」ってあるじゃん
あれの「ウサギ」のもっと上…
「ウサギ」じゃなくて「鳥」
−宗谷見てると自分は「カメ」か「地を這う虫」な気がしてくる
卑下しているわけじゃなくイメージな?
−でもって参るのは
「ウサギ」は過信して自滅してくれるけど
宗谷は「天才」と呼ばれる人間のごたぶんにもれず
サボらない
どんなに登りつめても決してゆるまず
自分を過信する事がない
だから差は縮まらない どこまで行っても

しかし 「縮まらないから」といって
それが
オレが進まない理由にはならん
「抜けない事があきらか」だからって
オレが「努力しなくていい」って事にはならない

「上には上がいる」というのは当たり前のことで、今までの人生で本当に思い知ってきたわけだけど、その上を見てどう思うかっていうのはなかなか難しい問題。特に自分が届かないと思うような「上」を見たとき。そんなときはこのセリフを思い出す。

posted by shadow at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

このブログもすっかり更新頻度がひどいことになっていますが、まだやめたわけではなく、一応続けていくつもりです。あまり期待せずお待ち下さい。今後ともよろしくお願いします。

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2013年11月02日

ホテル(予言された宿泊先)

このブログも今月末で9周年ですかあ。知らなかった。まあ、更新頻度も適当で何のプレッシャーも感じずにやっているから続いているのかなという気はかなりする。

今回はさらりとホテル(予言された宿泊先)のレビューなど。他にもテンヨーの新作もレビューしたいところだけど、それはまたの機会に(例によっていつのなるかわかりませんが…)

先に結論を書いてしまうと、私はIt's a Matchの方が好き。もちろん、好みがあるところなのは間違いないが、私はシンプルで演じる上で楽なのでIt's a Matchの方が好みである。
ホテルは現象を2段にしているところが工夫というか、It's a Matchとの最大の差であろう。2段目の現象は同じようなもんだし。1段目の予言じゃない読心術(だよね?)の現象はIt's a Matchではできない現象なので、この現象に魅力を感じるかどうかがホテルの評価を左右すると思う。
理屈としてはホテルは第1段の現象が第2段の現象をより不思議に見せていることになるわけだが、その分の手間というかコストがかなりかかっている感は否めない。覚えることもあるし、実際問題、結構手間。だったらストレートに第2段のみ、つまりIt's a Matchiと同じ現象だけでもいいんじゃないかという気になってきて、そうなるとホテルの優位性はほぼなく、It's a Matchの方がいいというのが私の感覚。
名刺だから携帯性がいいとかそういう面もあるんだけど、逆にクロースアップでしかやりにくいところもマイナス要素。It's a Matchは毎月のマジックショーでもために演じているが、ちょっとしたサロンでも十分通用する。ホテルではなかなかそうはいかない。It's a Matchはクロースアップでも何も問題ないし。

と、ホテルについてかなり否定的なことを書いたけど、あくまでIt's a Matchと比較しての話である。ギミックの自作は無理とは言わないが面倒。2段の現象は確かに互いの現象を補強しているので、より不思議なマジックという意味ではホテルはよくできている。ただ、ホテルは斬新な原理とかではなく、原理は完全に既存のものなので、そこはあまり期待しないように。

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2013年09月07日

Oracle Pad V2.0

「マジックをまったくやってないわけじゃないんですよ」アプールのために更新。まあ、最近は本をじっくり読んだり、技法を練習したりという感じじゃないので、気になったネタ物を買うだけなんだけど。メンタルマジック中心だとそれでもあまり気にならない(ということにしておこう)。

というわけで、最近購入したオラクルPad V2.0を軽くレビュー。V1.0は持ってないのでその差は知らない。結論から言えば、私は気に入ったが値段分の価値を感じるかは本当に人それぞれでしょう。

ある意味、非常にレビューが簡単とも言える。なんせ現象はリンク先の動画の通りで「スワミギミックでできることはたいていできる。できないことはできない」と言い切ってほぼ問題ないギミックである。(たぶん)スワミギミックの方が応用範囲が広いので、「スワミギミックでできてオラクルPad V2.0ではできない」ことはそれなりにありそうだが、逆はたぶんない。オラクルPad V2.0ではこの手帳にしか書くことができないのだから当たり前。
だから、スワミギミックを使える人にははっきり言ってほぼ無用のギミックである。いや、まあ、手が完全に空とか、長所があるけど、そこに値段分の価値があるかというとかなり微妙な話ではないだろうか。
だから、私が気に入ったというのは私がスワミギミックを使いこなしていないという点がかなり大きい。前にも書いたけど(その1その2)、ブーンライターは私の体質に合わず使いにくい。他のもいくつか試してみたけど、色々大変(練習が足りないだけと言われると反論できないけど)。

オラクルPad V2.0はギミックとしてはよく出来ていて、さすがに色々と楽。手が空というのはやっぱり楽でいい。これなら「やってみようかな」という気になる。例によって精密なすごいギミックというわけではなく、値段の大半はアイデア料だが、自作が簡単な訳でもなく、まあ、こんなもんかと「私は」思う。
という感じで既に良いところは説明完了な気がするので悪いところを。リンク先の文章が色々と… うーん、種に触れないように説明するのが難しい。リンク先の動画では肝心なところが省略されているけど、それはそういうことなわけで。それでも、動画に写っている範囲でこのギミックの制約というか、不自然なところは一部写っているので気になる人はよく見てみて下さい。
他にはリンク先に「予言を書いた面(カバーされている)は常に観客側にあります。」とあるが、現象面から考えて「それは本当に長所なのか?」ということ。逆にスワミギミックなら手帳の向きを変えることなく、観客に自然にそのまま示すことができるとも言えるわけで。カジュアルな自然さとでも言えばいいだろうか。演技がスムーズで自然。この点に関してはスワミギミックの方が勝っているのではないかという気がする。

私はこのギミックは十分実用の範囲だと思うが、値段と効果を考えるなら、スワミギミック使える人はスワミギミックで十分だと思う。私のようにスワミギミックが苦手だけど、この手の現象をやりたいという人には価値があると思う。もちろん、値段分の価値があるかは人それぞれ。

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2013年08月12日

Tick Tock

いつもながら忙しい。一杯仕事抱えて優先度が訳わからない状態に陥ったので、夏休み明けに上司と相談の予定。もう、本当に何が何だか。だいたい、最近、英語での打合せ増え過ぎ。日本にいても結構多い。英語で会話するのは話すのも聞くのも疲れるので勘弁して欲しい。さらに技術的に難しい話だったりして、日本語でも説明が難しいことを英語で説明しろと言われてもねえ。

さて、更新が滞り過ぎているので、ちょっと無理矢理に。最近、いい話のネタなくてねえ。
最近買ったマジックからTick Tockを軽く紹介がてらレビューしてみる。現象はリンク先の通りで、二人に適当に竜頭を回してもらった時計の時刻が一致するという現象。
実はこの現象そのものはかなり前から気になっていて、やってみたい現象だった。最初に見たのはMind Mysteries Vol.1のWatch Routineだったか、別のマジックだったか。こちらは適当に竜頭を回した時計の時刻が別の観客の書いた時刻に一致するという現象。現象のシンプルさではWatch Routineの方が好みなのだが、リンク先にも書いてある通り、このマジックに適した時計が見つからない。一時期かなり本気で探して時計屋さんでも色々聞いてみたんだけど「昔はそういう時計あったかもしれないけど、今はもうないねえ」ということで、あきらめた。
ということもあって、同じような現象ができるということでTick Tockは「とりあえず、買うしかないでしょ」ということで買ってみた。
正直、買う前から原理の想像はついていた。動画見て、リンク先の説明を読めばだいたい想像がつく。実際、その想像通りだった。まあ、それが悪いというつもりはなく、観客が直接操作する道具が手渡し可能な道具であるというのはトラブルになりにくく安心感がある。驚くような原理ではないし、驚くような道具でもない。ただ、扱いやすい道具だし、ハンドリングもよく考えられていて実用的だと思う。まあ、慣れていない人にはちょっと難しいかもしれないところがあるのが難点か?鏡の前で練習が必要というまあ、そんな感じ。そういう意味では原理というかハンドリングはメンタルマジックっぽくないかもしれない(現象はメンタルっぽいからまあ、この辺は考え方の問題か)。
使い勝手がいいと思うのは、ある意味シンプルな原理なので応用がきくところ。まあ、基本現象のみでも十分なのだが、好みで色々な手順をつくれる。あとはリセットが不要(自動的にリセットされる)ところも面倒がりの私にはちょうどよい。

「お気に入り」という程ではないが、当然ながら他にない現象なので、レパートリーに入れておきたいマジックだと思っている。

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2013年06月22日

独参湯メンタル・クリエイションズ

更新がすっかり滞っており…忙しいのよ。もう、来週なんて6月〆切の仕事とかあったり、色々とあって考えるだけで憂鬱な気分になれるよ。

さて、久しぶりにマジックのDVDを見たので軽くレビュー。長谷和幸氏のクリエイションズシリーズの最新作である。過去3作品のレビューは以前に書いたので興味があれば見て下さい(クリエイションズモア・クリエイションズレイター・クリエイションズ)。奇抜なアイデアの良質のマジックが多い印象でお気に入りのシリーズである。
今回もマジシャンにはおなじみのギミックの奇抜な使い方が面白かった。気に入った手順から順にあげていくと、まずは「ミステリー・ダイスボックス」。これは、もう、私が前々から達成したかった現象で完全にツボにはまった。この現象を知ったのはトリックスの百発百中ダイスである(マジック名で検索すると当ブログが3位に表示された)。ただ、このマジックは道具が壊れやすいという欠点があり、実際、私は2つ壊してそれ以来買ってない。かさばる割に壊れやすいので面倒。似たギミックとして、タイニーダイスベースというのもある。まあ、こちらの方ができる現象は多いのだが、百発百中ダイスと同じことも可能で道具に高級感があり、壊れにくくいいギミックだと思っている。しかし、百発百中ダイスと同じ使い方をしようとすると、フタがないのが実はかなりネック。ちょうどいいフタがあればなあと思いつつ、逆に道具の高級感に合わせにくく、ちょうどいいのは見つかっていない。
そんな感じで、この現象には大変興味を持っていたが、いいギミックがないという状態にあった。そこで、このDVDで見て、「これだ!」と思い、とっとと必要な道具を揃えた。少し自分でやりやすいようにギミックを調整したが、現象自体は非常に簡単に達成できていい感じ。使うサイコロの選定もちょっと手間がかかったが(3つくらい買って試した)、まあ問題ない範囲(だと思う)。早速、マジシャン相手に見せてみるがいい感じ。道具の大きさも程良くレパートリーになりそうなマジックである。

原理的に一番感心したというか、驚いたのが、「ポール・レビレーション」。いやー、まさかあのギミックにそんな使い方があるとは。持ってなかったので、このギミックもすぐに購入。ただ、演じるとなると中々難しい。家で試したときはすんなりきれいにうまくいったのにマジシャン相手に見せたときにはうまくいかずに苦労した。何が違ったのかはよくわからない。お札の丸め方とかにコツがあるのかもしれないが、まだ十分検討できていない。ただ、繰り返すが原理には驚いた。

実用性という面では「セレンディピティ」も面白いと思った。ワンデックでやるDo as I doということで、解説を聞くと「え、そんなのありそうな原理じゃん」と思うし、長谷氏もそう思ってよく確認したらしいが発表されていないとのこと。うーむ、これが盲点という奴か。だから原理的に驚くものではないが、単純にDo as I doがワンデックで出来るのは実用性が高いと思う。Do as I doって現象がわかりやすいのと、マジシャンが常に操作の見本を見せているわけで、観客が間違いにくいというメリットもあり、現象として使い勝手がいいマジックだと思っている。しかし、2デック用意するのは面倒だし、実際問題、普段2デックは持ち歩いていないので、それがワンデックでできるなら十分実用性が高いと思う。

現象としては「アウト・トゥ・ルームサービス」も好みの現象と言える。現象を複雑にせず、原理的にもシンプルで道具もシンプルでいい感じ。手順に無理はなく、それでいて説得力が高い(気がする)のは魅力的。とは言え、ルームキー、ペン2本、メモ帳の束とちょっと使う道具が多いような気がしなくもない。そこがちょっと微妙かなあ。

残りはまあ、現象としては「センターテア」なわけで、ここは完全に好みの世界かなあと思う。ハンドリングとしては「ヒドゥン」は面白いと思った。あとは本当に好みの世界で何とも言いにくい。私は紙を燃やす手順は好きじゃない(燃やす準備とか考えるとやる気にならない)ので、正直なところ、よく工夫されていて実用性は高そうだとは思ったけど、使ってみる気にはならない感じがした。このDVDを見た後でもセンターテアはオスタリンドのやり方が一番好きである。しかし、くどいようだがこれは好みの問題でセンターテアのやり方を工夫したい人にとっては価値のあるレクチャーではないかと思う。

というわけで、今回も期待を裏切らない内容に満足。

posted by shadow at 20:56 | Comment(4) | TrackBack(0) | レビュー(DVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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