2012年03月25日

学習塾でのマジックショー

3ヶ月も水戸マジッククラブのホームページの更新がないという前代未聞の事態は、ちょっと今週も解消されそうになく(他人事のように言っている場合ではないのだが)、今週は2回の例会および本記事のマジックショーの動画を編集してUPしたということでご勘弁を。中の人にしか関係ない話であるが。
今週末は土曜はマジックショーで、日曜は上記の通り動画編集でほぼ終わり。来週末に時間があればというところ。
で、忘れないうちに3/18に行ってきた学習塾でのマジックショーのことを書いておく。意外と自分でも「以前は何やったっけ?」と読み返していたりするし。今日書かないと3月の更新が0になりそうというのもあって。

この学習塾でのショーはありがたいことに毎年の恒例行事となっている。さすがに去年は震災の影響で行けなかったが。非常にノリというは反応がよく「何をやっても受けそう」な雰囲気でとってもマジックがやりやすく、やっている方もとっても楽しい場である。
今回は私を含めて4名が参加。その内容はそのうち水戸マジッククラブの方でまとめるとして(「先にそっちやれ」という声はとりあえずおいておいて)、自分の演目を整理しておく。

演目は順に
(1)フリーダイヤル
(2)MindCamera(iPadで)
(3)クロノログ
(4)テクニカラーバンクナイト
(5)Giant B'Wave
(6)フォーシングパッド
まあ、毎回のことだが、他にマジシャンもいることだし、好きなだけ「気持ち悪い」メンタルマジックをやらさせてもらった。「気持ち悪い」は語弊があって、実態は「気味が悪い」だと思うのだが、まあ、似たようなもんだし、実際「気持ち悪い」という反応だったので、しょうがない。

(1)と(4)が初物。後は過去に何度か演じている。(1)は今回のような人数や会場の規模でやるマジックではないのだが(道具が小さ過ぎる)、1人ステージに上げて、その人を証人として話を進めればいいかとやってみた。正直、今まで使ってなかったので使ってみたかったというのが本音ではあるが。反応はだいたい想定していた通りでいい感じだった。特にトラブルになることもなく。演出にもよるけど、結構強烈なメンタルマジックだと思う。
(4)は実はマーチン・ルイスの「テクニカラープリディクション」をやろうと思ったんだけど(過去にやったこともあるし)、探したところ見つからなくて(震災後ちゃんと部屋を片付けてないのが悪いのだが)、どうにかこの財布だけ見つかったので、「いいや、これで代用」というわけで使ってみた。現象というか、演出はまったく「テクニカラープリディクション」と同じ。まあ、現象が同じということもあり、想定通りの反応をもらえていい感じ。むしろ、こちらの方がやりやすいのではないかと思ったくらい。道具が自然で扱いやすいので。かさばらないし。

(2)(3)(5)は普段の毎月のマジックショーで散々演じているマジックで、まあ、特筆すべきところはないかなあ。(2)で撮影した写真を後で塾の方にメールで送ったら喜んでくれたらしい。いつも、撮影したその場で渡せないのがもったいないなあと思ってるんだけどね。ちょっと気になるとしたら(5)かな。順番の問題という気もするが、「予言」が続いている中でちょっとインパクトに欠けるというか、反応が微妙だった気がした。今から思えば別のマジックにするか、順番を工夫すべきだった気がする。元々、メンタルマジックのレパートリーが予言に偏っているのは気になっていて、今回もそれが顕著に出てしまっている。
(6)への軽い伏線として、催眠術(と言っても簡単なカタレプシー)に挑戦してみても良かったのではと思っていたり。実は真面目にそれは考えたんだけど、「チャレンジングだなあ。そこまであえて無理しなくても」と無難に行った結果がこれ。
この演目なら「読心術」のマジックを追加しても良かったかなあと思っている(あまりレパートリーにないのが苦しいところだが。ブックテスト辺りが無難か)。

(6)はこの塾でしかやっていないマジックで、毎回「どう演出したものか」と悩んでいるマジック。予め書いて見せた予言が変化してちゃんと当たるという、現象だけ聞くとサッカートリックのように思える現象だが、それをミステリアスに見せたいと思っていて悩んでいる。今回はあまり変な演出は入れずに「え、私ちゃんとそう(当たっている予言)を書きましたよね?」という感じで、観客が「先に見た予言と違う」と言うのが「なぜそう思うのかわからない」という演出にした。ある意味無難な演出。まあ、それなりに大きな反応はあって、一応成功とは言えるが、まだ納得はいってなくて、悩み中。あまりに露骨な演出は不自然だし(前回はそれで失敗)。次回までに工夫したいところ(今のところアイデアはないが)。

この塾でのマジックショーは時間が長いこともあって、遠慮なくメンタルマジックをたっぷりできる珍しい場(まあ、それにしても「やり過ぎ」かもしれないけど…)。それだけに色々と試してみたくなる。いつも書いていることだが、やらないとわからないことは多いし。今回も色々わかったことがあるので、今後の参考にしたい。

posted by shadow at 19:20 | Comment(6) | TrackBack(0) | マジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フリーダイヤルは、どんな演出でやられたのですか?
Posted by ebina at 2012年04月01日 00:22
フリーダイヤルはうまくいったかどうかはともかくとして、「マジシャンが送るテレパシーを受け取る」的な演出にしました。
「どの番号に設定されているかは私しか知りませんね」と強調し、観客には「頭を真っ白にして下さい。私が指を鳴らすと4桁の数字が当たまに浮かびます」と言い、指を鳴らしてすぐに「4桁の数字、何が浮かびました」と聞くという感じです。
Posted by shadow at 2012年04月01日 00:59
なるほどー、テレバシーで伝える演出ですか。 因みにフオーシングパッドのレビューって過去にされてました?最近やけに気になっている商品です。f(^^;
Posted by ebina at 2012年04月05日 20:32
基本手順は「読心術」ですが、それだと
観客が数字思い浮かべる→マジシャンがその数字を読み取りダイヤルをセット→観客が思った数字で鍵が開くことを確認
という感じで、構成が冗長な気がするのです。その上、鍵を使うことに対する違和感が出やすい気がしてます。「鍵じゃなくてメモでいいのでは?」みたいな。そこで
マジシャンがある数字をセット→観客がなぜかその数字を思い浮かべ鍵が開く
の方がストレートで「鍵の番号を伝える」ということが鍵を使うことを少しでも自然にしていないかなと思ってます。「観客に手渡しして開けてもらう」という辺りが特に。「メモを観客に渡して見てもらう」では何となくいまいちな気がするのです。

フオーシングパッドは
http://amamagic.seesaa.net/article/106495207.html
で軽くレビューしてます。結構前ですね。しかし、もう絶版だったはずです。この手の(どの手の?)マジックをやるのであれば、見つけたら速攻で買うレベルだと個人的には思います(そこそこの値段がするのがやっかいですが)。
Posted by shadow at 2012年04月05日 21:26
いつもご丁寧な返答ありがとうございます。 大変参考になります。
えー?絶版ですか?じゃあ、私がwebでみたものは、違う商品だったんですね?
Posted by ebina at 2012年04月05日 22:44
絶版ですね。今、検索してみましたが、明らかに正規品は品切れで再入荷の予定なしとなってます。
コピー品らしきもの(あるいはテンヨーの海外版?)が見つかりましたが、コピー品でも良いのであれば選択肢の1つかもしれません。品質がどうかはわかりませんが。ギミックがスムーズに動いてくれないと厳しい道具ですので。
Posted by shadow at 2012年04月05日 23:14
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