2013年04月27日

不思議な回り寿司

さて、時間があるうちに4月分の更新(というのも何だが)を。

すっかり下がったままのマジック熱。それでも小ネタを買ってみたり、それなりのネタ物を買ってみたりと、一応、それなりにやってはいる感じ。でもDVDはまず買わない。見る気にならないと思うから。本なら空いた時間にパラパラと見る気になるけど、DVDはちょっと面倒な感じがして手が出ない。
という感じで、ネタ物が増えている感じ。この辺りは揺り返しというか、レクチャー物ばかり買って、ネタ物をほぼ買わない時期もあったし、そういうもんだと思っている。

で、今日は小ネタというか、カジュアルに演じられるマジックとして「不思議な回り寿司」をレビューというか紹介というか。
これは毎年恒例のテンヨーのプラスワンキャンペーンのマジックで、今年(2013年)は「不思議な回り寿司」。正直、年によって当たりハズレはあると思っているが、道具立てが面白く、カジュアルに演じるのぴったり。私のマジック用上着(一応そういうのがあるんですよ)のポケットには「さっかく定規」「ゴーストパズル」「マジカルバーガー」とこの「不思議な回り寿司」が入っている(会社用の上着のポケットに入っていた時期もあったり)。
どれも道具としてのバランスがいいと思っている。「マジックやります」という状況で、つかみに軽く見せるのにぴったり。いきなりカードで度肝を抜くという見せ方もありだと思うし、そういうのもやるけど、それは状況次第だと思っていて、こういうマジックの方が相応わしい場はあると思っている。
そして、ほぼ、道具に仕掛けがないというも使い勝手がいいところ。トラブルになりにくいし、観客のコントロールに気をつかわなくていい。これは結構重要なポイントだと思っていて、初見の人がどういうリアクション取るかはわからないので、この手のマジックを見せて様子を見ることができる。それを見て次のネタ、あるいは次の機会に見せるネタを選ぶことができる。
さらに言えば(まだあるのか)、ほぼセルフワーキングなところもいい。演出に集中できるし、テンポの調整も自由度が高いので、繰り返しになるが、観客の反応も探りやすい。

というわけで非常に重宝しているネタである。
で、ようやく本題。今回の「不思議な回り寿司」も道具には仕掛けがない。演じやすくするために工夫があるが、それは仕掛けと呼べる程のものではない。手順もセルフワーキング。したがって、マジックは原理自体で成り立っていると言っていい。そうした原理(というかハンドリングというか)を寿司という道具立てを利用した演出でより自然に見せてカバーしているという印象。
解説されている手順は3つ。実のところ、どれも私は知っていた原理だが、ハンドリングは工夫されていて興味深い。特に2つ目の手順「どちらがお好き?」はテンヨーの鈴木氏考案の「(3+3)枚カードの原理」と記載があるが、本に収録されている手順(一応伏せます)を簡略化した手順になっている。簡略化されているが、その分演じるのが楽で、私はこちらの手順の方がやりやすいと思う。演出としては読心術で私好みでもあるし。実際に演じて見たがいい感じだった。
手順1「寿司メンタリズム」は正直、演じる気にならない。原理的に面白いものではないのと、あまり不思議ではない気がしてしまうので(「どちらがお好き?」には遠く及ばない気がする)。手順3「回り寿司の大予言」は「回り寿司」という演出がぴったりで、原理としても面白くいい手順だと思う。ただ、「どちらがお好き?」の方が好みだし、より不思議だと思うので、ついついこちらを演じてしまう。あと、「回り寿司の大予言」はちょっと手順が長いというのも気になるところではある。リズミカルにやっていけば、さほど時間がかかるものではないし、その長さが不思議さを強調している気がするので、それが悪いという気はないが、「最初に見せるマジック」として考えるとちょっと辛いかなあという気がする。まあ、「どちらがお好き?」の後に続けて見せるというのもあるとは思うけど。

ということで、大変気に入っており、レパートリー入り確定である。来年のマジックが楽しみである。

posted by shadow at 15:34 | Comment(4) | TrackBack(0) | レビュー(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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