2013年02月24日

The Undercover Wallet

さあ、久しぶりにレビューだ!とは言え、分量が少なくて済みそうなのを。長らく品切れ状態だったあるマジックが再入荷したので、そのついでにいくつか買った。これはそのうちの1つ。久しぶりに買ったなあ。「ネタ」というより道具が中心だけど。「ついでの方がはるかに高い」とかいう話は横に置く。他に買ったものも気に入っているので、ようやくネタができたので順次レビューしていきたい。気長にお待ち下さい。

というわけで、まずはThe Undercover Wallet。本当になぜ、こうついつい財布は買ってしまうのかねえ。使ったことないのに。「限定」というのにも弱いなあ。
でも、とりあえず気に入ったというか、少なくとも手元にある他の財布にはない機構なので、これはこれで使い道がそれなりにありそうだ(だったら、他の財布も使えよという話なんだけど)。

経験的に入って、多機能な奴は単機能というかそれ専用の財布に比べて使いにくいケースが多い。だから、これもかなり悩んだんだけど、二つ折りの財布はあまりないので、「えいっ!」と買ってみた。基本的には満足している。材質や見た目は文句ない。標準的な二つ折りの財布よりは一回り大きいけど、まあ、しょうがないし、妥協できる範囲かな。
説明文の通りで、乱暴に言えば、二つ折りでカップスワレットとマリカワレットの機構を備えているということになる。二つ折りのカップスワレットは持っているし、ヒップポケットマリカも持っているんだけど、思うところがあって買ってみた。

まずマリカワレットとしてということからいくと、これはヒップポケットマリカの方が圧倒的に使い勝手がいい。しかし、これはアンフェアな比較で、サイズが異なる。ヒップポケットマリカは二つ折りじゃなくて大きいので、ハンドリングが楽というそういうことに過ぎない(とは言え、「ハンドリングが楽」というのは大きいのだが)。ちょっと、コツやハンドリングの工夫、慣れが必要だけど、The Undercover Walletも十分実用の範囲だと思う。マリカワレットに関しては特に特別な機構というわけではないと思う。二つ折りの財布の横から(という表現が適切かは不安だが詳しくは動画見て下さい)出すので、通常のマリカワレットとはちょっとハンドリングが異なるが、機構という意味では同じと言っていいだろう。まあ、二つ折りでポーカサイズのカードを扱うのだから、それなりに大変なのはしょうがない。

カップスワレット(と言っていいのかどうか)の部分については、今まで見たことない機構。特殊とまでは言わないが、「ロード」の機構というか考え方そのものが異なる。で、逆に説明書に詳しく書いてないんだけど、通常のパームして行う方法がよくわからない。どうやってポケットから出してくるのか。試行錯誤(というほどでもないが)の末、どうにか「こうすれば大丈夫か?」という感じにはなったのでよしとする。これに慣れると普通のカップスワレットよりもロードが楽でいいかもしれない。
パームしない方法の方がこの財布の機構からすれば本命な気がする。個人的にはこちらの方が楽でフェアに見えると思う。かなり楽にロードできる。

ただ、ここらで整理しておきたいのだが、パームしないなら、マリカワレットの機構の方を使ってもいいわけだ。ハンドリングの観点からも大差ない。私はこれは好みの問題であると思う。マリカワレットの二重の財布から出すか、ジッパーから出すかという話(マリカワレットの機構の方にジッパーはない)。と考えると「どちらか1つの機構だけで良いんじゃないの?」という話にもなりかねないのだが、一応、パームして行うこともできるわけで、手順上の制約とかやってみたい演出とかある場合を考えると、2つあって悪いことはないと思う。2つあることで他方に影響があるような機構にはなっていないので。だから「二つ折りのこの手の財布」としてはよくできていると思う。

「ピーク」と「予言」は「そういう使い方もある」程度かなあ。ピークや正直やる気にならないけど、予言の方はこの財布の機構の特徴を使っていて簡単にできるので、何かの手順で使えるかもしれない。

というわけで、またついつい買ってしまったのだが、さすがにいい加減、財布を使ったマジックをレパートリーにしたいなあと思う次第。普通に「Card to Wallet」でいいんだから。

posted by shadow at 13:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月11日

マジック熱が下がっている理由は?

ご覧の通り、すっかりマジック熱が下がっていて、ブログの更新もままならないので、開き直って、表題の通り、なぜマジック熱が下がっているのかをつらつらと書いてみる。
書き始めた現時点で考えは整理してないので書きながら整理していく。

まあ、一番の理由は「忙しい」であって、その忙しい中「空き時間はほぼ将棋に当てている」のがマジック熱が下がっている理由であろう。ここで話終わっていいレベルなのだが、この先も考えてみる。「なぜマジックより将棋を優先しているのか?」

たいていの趣味がそうだと思うのだが、始めたばかりの頃は夢中になりやすい。マジックも始めたばかりの頃は睡眠時間を削って本を読み練習したものである(将棋はそこまでやってない。現状でそれやると本気でやばいから)。将棋は本格的に始めて半年ちょっというところだが、まだ入口からちょっと入った程度というのは実感としてあって、「あれもこれも」と手を出したいところが見えている範囲でも山積みになっている。本も明らかに買い過ぎで、「良書しか買ってないはず。まずは目の前の本をしっかり読め!」と自重するようにしている。

また、将棋はソフトが十分強く、PCやiPad等でいつでも対戦ができる。「気軽に」と書こうと思ったが、そう気軽に対戦をやっているわけではなく、一局指すとそれなり疲れるレベルで指しているのでやめた(持ち時間がしっかり管理されている状況で一局指すと本当に疲れる)。私はほぼやっていないが、ネット対戦の環境もかなり整っており、「対戦相手がいない」という状況はほぼ発生しないのも大きい。
これはマジックで言えば「見せる相手がいない」と同じだと思う。で、実際、「見せる相手」を探すのはマジックの場合、結構難しい。私には水戸マジッククラブという場があるが、非マジシャンに見せる環境というと限られており(水戸マジッククラブで毎月やってはいるが、「何でもできる」という環境ではない)、覚えたことをすぐに実践できるという意味においては将棋に軍配が上がる(まあ、これは趣味をどう考え、何を目標とするかという問題でもあるのだが)。厳密に言えば、将棋も相手がある話なので、例えば覚えた定跡をすぐに確実に試せるかというとそう単純な話ではないのだが、機会があるというだけで大きい。

また、将棋は「勝負」であり、段級位もあり、成果が定量的に見えるというのも大きい。マジックではコンテストで入賞するとかでもしないと、成果というか評価を得るのは難しい。もちろん上達を実感できるときはあるが、将棋ほど明確ではない。

というのが、マジックと将棋の相対的な私の中での評価かな。
次に将棋はちょっとおいておいて、マジック熱が下がっている理由そのものを考えてみる。

新製品とかは毎日チェックしている(漏らさずとは言わないが)。だから興味を失っているわけではない。思うに「レパートリーに困っていない(レパートリーを増やす必要がない)」と思っているのがあるのではないかと。これも趣味をどう考えるかという問題になるのだが、少なくとも現状で、滅多にないがクロースアップマジックのショーを30分と言われてもたぶん困らない(ショーとしての完成度は別の話として)。テーブルホッピングもまったく困らない。1時間、すべてのテーブルで違うネタをすることだって可能だろう。サロンは、まあ、まだ検討の余地があるので、サロンの新製品はそれなりの感度を持って見ているが、現状でも30分くらいなら「できる」(「できる」の意味するところはおいておいて)。

次に、新製品を見る目について。厳しくなったというか、新しい原理というものがそうある世界ではないので、新製品を見ても「それ原案の方がいいんじゃない?」と思ってしまうともう買う気にならない。微妙な差でも演じるとなると大きな差となることは知っているつもり。でも、類似のマジックを既に持っている(知っている)という状態でわざわざ買う程の新商品はあまり見ない。
また、「ギミックデック」はほぼ買う気にならない。手元にあるギミックデックの山を見てうんざりしているから。そのうんざり感を越えてくれるギミックなら考えるが、どうもそこまでの魅力を感じない。実際、気の迷いで買っても使ってない。パケットも同じような感じ。

私がスライハンドにあまり興味がないというもあると思う。カードの基本技法は一応できるし、コインも簡単なところはできると思う(見せるレベルな気はしないが)。それで、現状に満足しているところはあって、「練習してみよう!」と思う技法、マジックがない。これは興味がいつの間にかメンタルマジックの方に移っていったこととも関連していると思う。
スライハンドを必要とするメンタルマジックもあるが、私が興味を持つ範囲では、今の私の力量でたいてい何とかなる。メンタルマジックの原理もやはりそうそう新しい原理は出るはずもなく、既存の原理の焼き直しや組合せで成り立つ新しいマジックというのが大半という印象を持ってしまっている。そこに新しいアイデアがあり、新しい魅力や従来あった問題点をうまく解決している作品もあって、そういうのは評価しているつもりであるが、やはり最近、そういう魅力ある作品をメンタルマジックでは見かけない。
新しいマジックばかり追わずに古典をしっかり追ってみればとも思うが、メンタルマジックに限ればこれはこれで大変で、洋書に手を出す必要が出てくる。そこまでの情熱は正直、今はない。

うーん、こんなところかな?楽しい話ではないが、現状の分析ということで、文章にすると考えがまとまるかなと思って書いてみた。「他力本願過ぎる」という気は自分でもするが、たぶん、根本的には「現状に不満がない」というがある気がする。趣味なんだから、好きに楽しめばいいというのもあって、「またそのうちマジック熱が上がってくるだろう」くらいに今は思っている。

posted by shadow at 17:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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