2016年01月01日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

このブログの更新頻度は落ちる一方で、マジック関係の購入も最近はほぼない状態が続いておりますが、マジックそのものは一応続けております。リクエストがあればやって見せる程度には。新製品もチェックしておりますし、年に数個は買ってます。

そのうち、また、再燃というか、急にやる気になるかもしれませんし、やる気がそこそこでも、これまで同様にのんびり無理せずやっていこうと思っております。引き続きよろしくお願いします。

毎年、元旦に1デック開封するのが恒例になっているので、その写真をおいておきます。1年にデック1個がもつのだから、どんだけ練習してないんだってことなんですけどね。

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2015年03月21日

学習塾でのマジックショー

水戸マジッククラブの例会は無期中止中だし、個人的にマジックに割く時間は減っているしという状態だけど、イベントの依頼があれば対応するということで、毎年恒例の学習塾のマジックショーに行ってきたので、備忘録として書いておく。ここ数年はほぼネタ固定になってしまっているのだが。

演じたのは以下の4つ。
(1)フリーダイヤル
(2)クロノログ
(3)テクニカラーバンクナイト
(4)プロスペローの本
まあ、私の中では定番ですな。例年と違うのは最後にフォーシングパッドのやつがないところ。個人的にはメンタルマジックのトリネタとしてはいい感じだと思っているのだが、リフィルがね。いや、単に適当に紙切ってセットするだけなんだけど。それすら面倒になってきて。時間的にもこんなもんかなと思って、今回はやめた。でも、やっぱりインパクトに欠ける感じはあり、復活させるか別のネタを探すか思案中。

演技としては反省点が多い感じで、全体として、不思議さが強調できていなかったなと。何となく淡々と進めてしまった感じがあり、盛り上げるのに失敗した気がする。フリーダイヤルはとっても反応よかったんだけどね。そういう意味ではツカミはよかったんだけど、その後はどうにもいまいち。

レパートリー練り直すかなあ。フリーダイヤルとクロノログはいいと思う。クロノログは自分で道具を作ったということもあり、思い入れがあるし、演技としてもやりやすいと思っている。
テクニカラーバンクナイトは演出としては面白いし、好きなんだけど、なんかうまくいってない気がする。やめるか。他にいい案があるわけじゃにけど。
プロスペローの本はこのトリックに適した本を探すのに苦労したというのもあって、それなりに思い入れがあるんだけど、演出がどう考えても足りていない。でも、お気に入りのネタではあるので、演出をもうちょっと見直してみるか。

というわけで、来年に向けて新ネタの発掘(持っているものからの発掘含む)と演出の検討をしなきゃってところですかね。読心術や予言とはわかりやすいのではなく、何とも言えない不気味で不思議なマジックやりたいなあ。フリーダイヤルの自分の演出は気に入っているんだけど、こういうレパートリー増やしたい。

posted by shadow at 13:25 | Comment(5) | TrackBack(0) | マジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月11日

Lynx Wallet

マジック熱は下がりっぱなし。やっぱり、水戸マジッククラブの例会を休止したのは大きいよね。マジック人に見せなくなったもんなあ。それでも、久しぶりにマジック購入したので軽くレビュー。

Lynx Walletである。現象はリンク先の動画参照。リンク先にも書いてある通り、BANG ONと同じ現象で、それと比べてどうなのかというのが気になるところである。BANG ONは発売当初はそれほど気にならず、後になって欲しくなって、オークションでどうにか手に入れたという経緯もあり、とりあえず、入手困難になる前に買っておこうということで購入した。

結論から言えば気に入っている。気になる点がないわけではないが、BANG ONよりは私はこちらの方が使いやすいと思う。このマジックの制約はほぼリンク先の動画の通りと言える気がする。よい点を上げると、
(1)財布は最初から出しておける。
(2)動画にある通り、あの程度なら中を改めることができる。
(3)封筒に仕掛けがないので手渡し可能(渡す意味はないと思うけど)
特に(1)と(2)は大きいよね。負担が少ないし、かなりクリーンに見える。

気になる点をあげると、
(a)少し財布が大きい気がする。
(b)封筒からカード出すときにちょっと手間取ることがある。
(c)慣れないと封筒を出すのに手間取る。
こんなところか。まあ、ギミックの性質上しょうがないところではあるのだが。(a)は気にしてもしょうがないと思う。(b)はそこに仕掛けとか何かあるわけじゃないのだが、引っ掛かる感じで、すっと出せないときがある。これもギミックの性質上しょうがないところではあるのだが、もたつく感じがちょっと演技をスムーズにしていない感じで気になる。(c)はこのギミックの根幹の部分なので、「慣れろ」としか言いようがないが、慣れないとやっぱりもたつく。もたつきたくないところなので、練習して慣れておかないと。

単発で演じても十分インパクトあると思うし、応用編として、ACAAN的な見せ方も紹介されていて面白そうだと思った。いつ人に見せる機会があるのかさっぱりわからないが、使い勝手がよさそうなマジックだと思っている。

posted by shadow at 11:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー(メンタル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月01日

マジックバタフライ

いい加減、マジックの話でもしておかないと、このブログ何だっけという感じがするので、久しぶりに書いてみる。まあ、既にあちこちでレビューされていることだしあまり書くことないんだけど、まあ、せっかく買ったんだし。

テンヨーの新作「マジックバタフライ」である。目につく範囲のレビューではどこでも絶賛されている名作である。ようやく実演を見ることができたので、実演に感動しつつ買ってきた。
現象がきれいで怪しくないのが素晴しい。付属のカードの仕掛けもバランスがよい感じで、いい感じにクリーンで怪しくないのもいい。蝶々がピンに止まって出てくるのはかなりインパクトがある。また、工夫次第で蝶々以外にも好きなものを出すことができる仕掛けで応用範囲も広そうである。

正直、タネを知ってから実演動画を見ると「あぁ、結構怪しい動きしているなあ」と思ったりもするけど、まあ、それはしょうがない。テンヨーのディーラーブースで見た実演ではそこはもっと露骨なことをしていて、でも、私にはそっちの方が自然に見えたなぁ。この辺りは見せ方を含めて工夫の余地がありそう。

というわけで、さらりとした軽いレビューだけど、お勧めの一品です。

posted by shadow at 16:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

正直なところ、すっかりマジック熱も下がってしまい、ネタ切れというか何というかという感じで、ここの更新もままならない状態ですが、とりあえず、気の向くままに適当にやっていこうかと思ってます。引き続きよろしくお願いします。

posted by shadow at 00:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

腸閉塞の手術

11月28日。入院4日目。腸閉塞の手術当日。朝から手術に向けた検査は続く。午後1時に先生から手術の説明を受ける。
手術の説明はシンプルで、前にも書いたけど、「前の手術の影響による癒着」がないので、腸閉塞の原因は現時点では不明ということと、腹腔鏡で内部をみて、腹腔鏡で処理できれば処置するし、無理ならおへその辺りで切って開いて処置する可能性もあるというそんな感じ。ただ、先生の経験として、同じように腹部の手術経験のない人の腸閉塞を今年だけで3〜4名診たけれど、全員同じ原因で、糸のようなもの(医学的に何て言うのか知らない)が腸にからんでなっている可能性が高いとのこと。言われて見ればCTにもそれらしき物が写っていた。もし、それが原因なら比較的簡単に処置できるとのこと。

手術の説明に納得したところで、手術着に着替えたり着々と準備が進む。で、「14:45に手術室に入るので、14:35に部屋を出る。それまでにトイレに行っておいて下さい」と言われる。いよいよな感じ。
手術室には車イスで向い、歩いて入室して、自力で台の上に寝た。麻酔は全身麻酔だったんだけど、あれって不思議な感覚なんだよね。時間がワープするというか。意識がなくなって、戻ったらもう手術終わっているというか何というか。今回もそんな感じ。「ゆっくり深呼吸して下さい」と言われて2回くらい深呼吸したところからもう記憶がない。で、気がついたら手術は終わっていて、手術室の手術台の上にいるままだった。
手術そのものは先生いわく45分で終わったらしい。妻いわく2時間弱くらい待ったらしいので、やっぱり麻酔をかける時間と解く時間を合わせてそんな感じなのかな?よくわかってない。手術としてはやっぱり糸状のものが腸にからんでいたので、それを腹腔鏡で処置したらしい。腹腔鏡のみで対処できたので、切ってはなく、これがこの後の回復にも大きな意味を持つことになった(ようだ)。

手術後の状態は、まあ、いつものことで、酸素マスク、鼻からNG、尿を取る管、点滴、左手に酸素飽和度を測る装置がついてた。まあ、でも、必要最小限のものしか着いていないとも言える。ドレーンとかなかったし。酸素マスクはすぐに取ってもらえた。
手術当日もまたよく寝れなかったなあ。腹腔鏡とは言え、お腹に3箇所穴があいていて、それはやっぱり少し痛いから、体がさほど自由に動かせるわけではなく、寝返りを打つのも一苦労という状態だし、寝つけなかった。一応、寝れるように点滴で薬を入れてもらったが寝れず、ほぼ一晩起きていたと思う。あれ、退屈というか何というか、結構辛いのよねえ。

11月29日。入院5日目。朝の回診でNGと尿を取る管を取ってもらえる。一気に楽になる。NGはとっても邪魔だったから嬉しかった。午前に着替えて、普通の病室に戻る。残ったのは点滴だけという状態になる。部屋では有料だけど(1分1円)TVを見ながらのんびり過ごせる状態になる。暇なので、妻に将棋の本を持ってきてもらうように頼むが手違いがあれこれあって、結局将棋の本は退院まで私の手元に届かず。しょうがないので、近くのコンビニでパズルの雑誌を買ってきてもらい、それを解いて暇をつぶす。

この後は経過は順調で、術後の検査が少々あったくらいで、11月30日から流動食が始まり、12月1日は5分粥になって、それはすぐに全粥になって、食事はペロリとたいらげた。
あとは事務手続き的な話として、会社に出すための診断書を書いてもらい、それも退院する日に無事に受け取ることができた。

てな感じで、経過も順調ということで、12月3日の午後には無事に退院できた。少し自宅療養して職場に復帰の予定。今のところは、まだ胃がこなれていないというか、絶食状態から普通の状態に戻っていない感じで消化の良いものをゆっくり食べつつ回復を待っている感じ。

posted by shadow at 11:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

腸閉塞で入院

というわけで、11/25の朝に腸閉塞で水戸協同病院に入院ということになった。
正直、入院した日のことはよく覚えていない。当然、入院に関する手続きは妻任せで、私はほぼ寝ていなかったことから、痛みが少し楽になった時点で居眠りするように寝てたような気がするし。それなりにうまく廃棄物を外に出せていたのか、痛みは結構軽くなり、かなり楽にはなっていたので。
ただ、夜にはちょっと痛みが戻ってきて、昼間に寝すぎたのか寝つけなくて、痛み止めを点滴で入れてもらいつつ、その副作用で眠くなり少し寝れたというそんな感じだったと思う。

11月26日。入院2日目。午前8時頃だったと思うが、少し吐く。モノは胃に入ってないので、黄色の液体を少し。内科の先生は「管をもっと奥まで入れた方がいいかもしれない」という話をする。理屈としては、まあ、それはそうで、管を胃に入れてもその先から閉塞している腸の部分までの間には廃棄物がたまるわけで、そこも吸い出せるように、奥まで入れる処置が必要かもという話だった。
ただ、何名かの先生が入れ替わり立ち代わりでやってきたんだけど、治療方針が決まっていないようで、(この時点で担当だった)内科の先生は「外科とも相談しながら、治療方針を決めていきます」と言っていた。で、やってきた外科の先生は「私は手術するのがいいと思っている」と前置きした上で、その理由を説明し、「もし、内科と相談した結果、手術をするという話になったとき同意してもらえますか?」と聞いてきた。「手術をする方針になったときに、患者さんに断わられてしまうと、また検討しなおしになってしますので」とのこと。少なくとも、私はこの先生の手術を勧める理由はわかりやすかったし、納得もできたので、「そうなれば同意する」と答えた。その先生は「早ければ明日(11/27)に手術したいんですけどね」と言っていた。
手術を勧める理由であるが、簡単に言えば、原因がはっきりしないというのが大きい。廃棄物を外に出して減圧して回復を待つという内科の方針はうまくいけば、それはそれでありだけど、そもそも、それで回復したとして、原因を取り除けているかはわからない。すぐに再発したのでは意味がない。だったら、手術で実際に腸をみてみて、原因をはっきりさせた上で処置すればいいという考えとのこと。わかりやすい。
てな感じで、私に見えないところで、話合いがあったようだが、本当に私には見えないところだったし、この日はこれ以上特筆すべき点は記憶にない。

11月27日。入院3日目。この日もよく覚えてなく、どのタイミングだったかはまったく記憶にないが「明日、手術」という話になる。で、手術前の検査がたっぷりということで午前からあちらこちらに連れていかれる。まあ、自力で歩くことはできたし、それはそんなには辛くなかったが。
18時から手術の説明をするということで、妻にも来てもらって待機するが、残念ながら先生の時間が取れず(忙しそうにしてたよ)、当日に説明するという話になる。
この後、内視鏡検査があって、そこで大変な目に合うのだが、この話はまあいいや。次の日先生も謝っていたし。

というわけで、手術当日を向かえることになるわけだ。

posted by shadow at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

激しい腹痛に襲われて

また入院してきました。一応、記録として残しておきたいので、ここに書いておきます。前の脳腫瘍に比べればたいしたことではないわけですが、それは比較が悪いだけで、普通は入院と言えは大変なことですしねえ。

時系列にしたがって書いていく。
ことの始まりは11/24の夜。3連休の最後の日。午後11時半頃に少し腹痛を感じる。最初は普通というか、「あれ?」程度だったのが、すぐにかなり痛くなってきた。お腹抱えて苦しむレベル。妻は風呂に入っていたので、風呂から出るのを待って「お腹痛い…」と弱々しく訴える。「え、どうしよう、救急車呼んだ方がいい?」と妻。妻曰く、私はたいていの痛みは我慢してしまうので、痛いと訴えるときは相当痛いはずで、深刻に捉えているとのこと。
さすがに救急車はなあと思いつつ、そのうち治まるかもしれないし、様子を見ることにした。一応、家にあった市販薬を飲んで様子見。しかし、一向に痛みは治まらない。その後、しばらく妻は私の様子を見てくれていたが、睡魔に勝てずに午前2時頃就寝。
私はその後は、一人でリビングと寝室を行ったり来たりしつつ、「治まってくれないかな〜」とか思っていた。で、午前3時半頃だったと思うが、吐き気がきた。「きたよきたよ」と思いつつ、トイレで吐く。眼鏡かけてなかったのでよく見てないが白いペースト状の物を吐いた。その後は何度か吐き気が来る感じで、たぶん10回くらい吐いたと思う。最後に吐いたのは6時頃じゃなかっただろうか。吐いたその瞬間はちょっと楽になるんだけど、すぐに痛みが戻ってくる感じで、痛みは一向に治まらない。
吐いたこともあってようやく「これはとりあえず病院行きだな」と覚悟した。で、この頃から、働いていない頭で「どう病院に行こう?」とか考え始める。普通に近所の行き着けの町医者のところに行って、紹介状を書いてもらって大きい病院というのが普通のルートだけど、さすがにそれはのんびりし過ぎできつい。電話して急患扱いで大きな病院で診てもらうのが自然な気もしたが、さて、具体的にどうするか。「弱っている状態で変に悩んでもな」と思って、午前7時になったところで、妻を起こして、どうするか相談することにした。妻の決断は救急車だった。大袈裟な気がしなくもないが、その方が面倒がないとも思った。というわけで、妻が救急車を呼び、救急車に乗ることになった。
救急車では受け入れてくれる病院探しに少し時間がかかった。まあ、ありそうな話だよね。3つ目の電話で受け入れてくれる病院が見つかった。水戸協同病院。というわけで、水戸協同病院に向かう。既に通勤渋滞が発生していたらしく、そこそこ時間がかかるが、無事に病院に到着。

水戸協同病院の救急に運ばれて、診察開始。細かいことは覚えていないが、決め手になったのは造影剤を入れたCTだったよう。小腸の上側部分がはれていること、途中に細くなって見えるところがあること等から、「たぶん腸閉塞」とのこと。何名かの医師がCTを確認して、ほぼ間違いないという話になっていた。午前8時前頃には内科の先生も顔を出し「我々が担当します」と言っていた。
腸閉塞なら、治療方針はシンプルなようで、「絶食してNG」という表現が繰り返されていた。NGが何の略かは知らないが、鼻から胃に管を入れて閉塞している部分にモノが溜まらないように外に出して、閉塞している部分の圧力を下げて回復するのを狙うとかそんな説明を受けた。ただ、腸閉塞の原因については、一般には過去の腹部の手術を原因とする癒着が圧倒的らしく、腹部の手術経験のない私の場合は原因がよくわからないとのこと。細菌の可能性はあるらしく、何度も「最近、生魚食べませんでしたか?」と聞かれた。心当たりがない。でも、まあ、「絶食してNGで様子見」ということで、鼻から管を通したところで、救急から普通の病棟に移動して入院ということになった。

posted by shadow at 10:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月12日

Effortless Effects

久しぶりの更新!夏休みにちょっとマジックショップで散財して、久しぶりにマジックをあれこれいじってみたので、その中で面白いと思ったのをレビューがてら紹介。

今回のネタはEffortless Effects。「努力なしでできるカードマジック」というのは魅力的だよねえ。動画と文章を見る限り、現象も魅力的に見える。というわけで買ってみた。うーん、結論から言えば、「面白いけど、即戦力かと言われると微妙」という感じ。これは好みの問題が大きいので、このDVDの中の多くのマジックに必要な「準備」を気にしない人にはいい内容ではないかと思う。私は気にするというか、「それはどうなん?」という気が少しする。「努力なし」という条件下では、まあしょうがないという気はするが。

マジシャンにわかる表現をするなら、「借りたデックではできない」手順が多い。いや、本当に好みの問題なのだが、少しセットアップが必要なくらいなら私は気にしない。つまり、「借りたデックで少しセットアップ」でできる手順なら私の好みの範囲。実際に借りたデックでやるかと言われると、まあ、やらないんだけど、借りたデックでできないような準備が必要というのがちょっと好みに合わないということ。

まあ、それでも、アイデアや現象の面白さや、演出の工夫は面白いと思ったので、思ったことを素直に書いてみる。

制約の話ではっきり書いてしまうと、借りたデックで何の準備もなくできるのは「Fish Sandwich」と「Needs a Name」。借りたデックでセットアップすればできるのは「No Hassle Hof」と「Forget To Remember」。「Forget To Remember」は予言の準備があるので、まあ、借りたデックでやるもんではないが、制約としてはこうなる(というのが私の整理)。
ただ、これもちょっとぶっちゃけると、リンク先には「Clearly See Thru」の動画があるが、パケットをデックに戻すとき、マジシャンがカットしたところに戻すとか、トップに戻してもらってカットするとか、マジシャン的にはよくある方法で戻してもらうなら、何の準備もなく借りたデックでもできる手順になる。「Wrongly Convicted」も同様で、フェアさを犠牲にすれば、これも借りたデックで準備なくできる手順になる。普通のカードコントロールの技術があれば問題ないレベル。まあ、その辺をどう考えるかだよねえ。どこまでのフェアさを求めるか。まあ、そうした場合、「Clearly See Thru」は「既存のマジックと何が違うの?」状態で、商品価値が怪しいことになるという実情はあるというのもありそうではある。いや、本当に、このDVDを見て、もやっとしているのはその辺で、「別にそこはこだわらなくて、普通にやればいいんじゃないの?」という気がしてしょうがない。
「Clearly See Thru」の動画を元にもう少し話をすると、カードを選ぶとき、まとめて何枚かとっているけど、これを普通に1枚取ってもらって…という現象にしてどうかとかそういうのも気になるところで。いや、1枚にしたら本当に既存の現象なんだけど、じゃあ、まとめて何枚か取ることで、マジックとして現象がよくなっていると言えるのかというのがよくわからない。ぶっちゃけ(ぶっちゃけ過ぎ?)このマジックでは原理的にまとめて数枚取る必要があるのだが、それが現象もよくしていると言えるのかという疑問。本当にもやもやする。

まあ、いいや(おぃ)。とりあえず、もやもやするところはおいておいて、気に入ったかどうかという話をすると、「Forget To Remember」は面白いと思った。まあ、カードを引いてもらって、それとは別のカードを思ってもらうという現象は煩雑な気はするが、アイデアとしては面白いと思った。実用性を上げるためにもう一捻りしたいところだが、現状アイデアなし。
「No Hassle Hof」は実用的な気がした。準備もたいしたことないし。リンク先の説明ではまったくわからないけど、複数のカードを適当に選んでもらって、その中から1枚覚えてもらってという現象になっていて、覚える1枚を選んでもらう方法もアイデアとしては面白く、実用的だと思った。リンク先の説明にあるホフジンサープロブレム的な現象のところは、とってもダイレクトで、まあ、マジシャンが感心するよな工夫はない(と思う)が、その分実用的とは言える気がする。
「Needs a Name」は、マニア的には面白いと思ったけど、一般受けはどうなのかなあ。カードの選び方、その後のデックへの戻し方は「Clearly See Thru」の動画とまったく同じ。この後、デックを表向きにスプレッドして、カードを当てるという手順。これが何の準備もなく借りたデックですぐにできるというのが面白いところ。ただ、これは、上記の「マジシャン的にはよくある方法」でカードを戻してもらうなら、既存も既存、古典といっていいマジックになるわけで、その差が一般受けにつながるのかどうかがよくわからない。うーん、やっぱりマニア受け狙いだろうか。
「Fish Sandwich」は原理的には面白いと思ったけど、さて、実用性はどうかという感じ。リンク先の文章がかなり怪しい感じで。「ランダムに複数枚のカードを選んでもらいます」のところはかなり煩雑。セットアップいらないのにこんなに煩雑なのは逆に怪しい気がする。「表を見ずにどんなカードがあるか当てていき」は誇張というか、そんな印象与えるトークはちょっと無理でしょう。「表を見てないマジシャンの指示にしたがって、カードを取り除いていき」くらいが正直なところじゃないだろうか。最後のカードをはっきりと当てられるところはよくできていると思うし、そこをいい感じで印象付けるために複数枚選ばせて、さらに取り除いているという手順になっていることは理解できるのだが、もっとシンプルな手順にならないものかなあと思っている。やっぱり現状ノーアイデアだけど。
それ以外についてはノーコメントで。

というわけで、かなりもやもやしていて、全体的に実用性というか現象としての効果に疑問があるというのが私の正直な印象だけど、部分的には色々と面白いアイデアや演出があって、かなり参考にはなったDVDで、面白いと思うところは結構あった。うまく自分なりに工夫してみたいという気がする。

posted by shadow at 19:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー(DVD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月07日

Magica Machikanensis(まちかね山の魔法)

すっかり、このブログも更新頻度がひどいことになり、実際、ここに書くネタもほぼない状態が続いているわけで。例によって買ったはいいけど、読んでない本は山積みだしねえ。

そんな中、久しぶりにレクチャーノート(というか本?)を買ってざっと目を通したので軽くレビュー。ざっと読んで、気になるマジックだけ手順追っただけという状態なので、第一印象ってことで。

買ったのはMagica Machikanensis(まちかね山の魔法)。有名マジシャンの著書もいいけど、こういうのもよく練られた実践的なマジックがあることが多く、ネット上でも評判が悪くないので興味を持って買ってみた(Youtubeでいくつか演技動画が見れるんだけど、URLは勝手に書いたらダメだよね…)。
結論から言えば、大変満足している。特に評判がよい「グリコ・チョコレート・パイナップル」はそのままレパートリーになりそうな感じで気に入った。とりあえず、いくつか気に入ったのについて触れてみる。触れてないのは単に第一印象で私の好みに合わなかっただけで、良し悪しの問題ではないと注記しておく。

「グリコ・チョコレート・パイナップル」は大変面白い。いくつかの原理をうまく組合せて、現象としても面白いマジックになっていると思う。手順に無理なところはないし、普通に不思議なメンタルマジックだと思う。特に準備がいらないところも便利。カード8枚並べられるスペースがあればできるし(別に8枚である必要もないし)。カジュアルにもできるマジックだと思うので、うまく活用できたらなあと思っている。

「O.S.P.I.S.T. 」はこの現象をレギュラーデックで実現しているのが素晴しいと思う。現象が非常にビジュアルで面白い。ぜひ、やってみたいマジックである。かなり派手な現象なので、ショーのトリとしても使えそうな感じ。私レベルでは練習しないとスムーズにできない感じだが、練習する価値があると思う。

「S.O.W.」は特に無理がなく手順としては簡単で、カジュアルに見せるにはちょうどいい感じのマジックな気がする。

「オイルショック」はやっぱりオチが面白くて、ちょっとやってみたい手順という気がした。Oil & Waterは私はノーエキストラの手順が好きというのもあるが(好きであることに合理的な理由はないので聞かないように)。

とりあえず、第一印象で気になったのはこんなところかなあ。レギュラーデックでできないのや、仕掛けが必要なのは読み飛ばしているし、コインマジックも飛ばしているし。
私の感想としては、「グリコ・チョコレート・パイナップル」と「O.S.P.I.S.T. 」で十分元が取れていて、買ってよかったと思っている。残りも気が向いたら試してみたい(いつ気が向くかわいつもながら何とも言えないが)。

posted by shadow at 18:24 | Comment(3) | TrackBack(0) | レビュー(本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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